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まりちゃん号製作日記 その4 フロントフォーク1


前回紹介したフォークの各材料を形にして行きます。
このあたりから実際の作業の手順をご紹介していくことになります。NAMBEIでは、良いものをお客様にお渡しするのがプロの仕事、と考えていますから、ことさらに色んなことをひけらかすことはせず、淡々と順を追って工程をお見せするだけのつもりでした。
しかしそれだけでは、何をしているかよく分からないとの指摘をいただき、オーダー主のまりちゃんのお父さんでもあり、朝練の世話役もなさっているKさんに解説をお願いしました。以後も同様です。
それと、作業風景などでノウハウにかかわるものは写真ではお見せできませんので、その点はご容赦下さい。
さて、作業開始。まずフォークを曲げて……。
c0233101_049634.jpg






曲げた後にはエンドを取り付けるための切れ込み(割り)を入れます。
エンドを当ててみるとこんな感じです。
c0233101_0502767.jpg


これをロウ付けと言われる溶接法で取り付けて仕上げると、こうなります。
c0233101_0534518.jpg

これで、フォークブレイズが形になりました。
c0233101_135578.jpg


【解説】
フォークの曲げ方はビルダーによって様々で、ノウハウの塊です。曲げる作業そのものはどこも公開していないと思います。
左右2本をきれいに揃えるのはもちろんのこと、フォーク部の線の美しさが全体に雰囲気に大きな影響を与えるので、神経を使います。また曲げる寸法(オフセット)は、使用目的、フレームサイズ、乗り手の体格、体力、技量などを考え合わせて決めます。一様ではありません。これもオーダーフレームならではですね。
割りを入れる作業もノウハウがあるので具体的なことはどこも明かしません。
3枚目の写真で「ロウ付け」というのが出てきますが、これは別項で紹介してもらおうと思います。
2枚目の写真では段が付いていたエンドとブレイズの当たり面ですが、3枚目の写真ではきれいに面イチになっているのにお気付きかと思います。ヤスリを使って手作業で丁寧に削って仕上げていきます。根気のいる作業です。
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by nambei | 2012-10-11 10:00 | オーダーフレーム