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まりちゃん号製作日記 その5 フロントフォーク2


久しぶりの製作日記。
競輪のフレーム製作とショップの方での修理・組み付け、その他の仕事の合間を縫いながらの今回の製作、我らがマドンナ(こう書けと脅されました)まりちゃんからは仕事が遅いとお叱りを受けながらも少しずつですが、確実に形にはなっていっています。
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フォークブレイズが出来上がったら、ステアリングコラムの長さを調整してフォーククラウンとロウ付けします。

c0233101_23531822.jpg


次にフォークブレイズの長さを調整してコラムをとり付けたクラウン(上の写真、下
)にロウ付けをして、修正を施して仕上げます。
が、修正と仕上げの順番は、状況に応じて前後します。
これで、フォークが形になってきました。
c0233101_95512.jpg

c0233101_23485512.jpg

【解説】
マドンナねぇ…。
それはさておき、「修正を施して」とあります。ロウ付けというのは、荒っぽく言えば部材を熱し金属製の接着剤を溶かして流し込んでくっつける技術です。
熱を加えるので部材が膨張し、冷えると微妙にひずんでしまいます。フォークは車輪を取り付ける大切なパーツですから、微妙であってもずれは御法度。ひずみを取り除き、車輪が前後左右上下、どこからみても真っ直ぐになるように調整します。もちろん仕上げの美しさも大切なのでそのへんの段取りは、現物を見ながら、ということになります。
こうした調整はスチール系フォークならではです。現在主流のカーボンフォークは微調整が効きません。万一狂っているとエンドのシャフト当たり面を削ってごまかすしかない。有名メーカーの高級完成車でもそういうものを結構見かけます。
良質のスチール系フォークの性能は最高級のカーボンフォークに全く引けを取りません。ただ製造に手間がかかるので、完成車ではさらに使われなくなっていくでしょうね。
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by nambei | 2012-11-11 10:00 | オーダーフレーム