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まりちゃん号製作日記 その10


以前、メイン三角のパイプの事は書きましたが、今回はリヤ三角。競輪では通常バックと呼びます。
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余談ですが、競輪界や選手間では一般のサイクリストとは違った色んな表現があります。
それらはまた別の機会に取り上げたいと思います。





今回チェンスティ(リア三角の下パイプ)はカイセイのクロモリ鋼「4130」で0.7mm厚のもの。
海外のパイプでも標準的なセットに多く使われる厚さです。
チェンスティはある程度のずん胴部分からテーパー加工されています。
そこから元々は丸の物を、タイヤ部とフロントギヤの部分の隙間を確保するために加工します。
NAMBEIでは通常は楕円に潰します。
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シートスティ(リア三角の上パイプ)はカイセイのエアロタイプ。
フロントフォークにエアロタイプを使用していますので、シートスティにもエアロタイプを使うことにしました。
肉厚が0.6mmと薄いので、見た目のボリューム感より乗り味はしなやかです。
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上がノーマル、下がエアロです。
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【解説】
「パイプの種類や厚さによってがらりと変わった自転車になる」というのは製作日記 その7でご紹介しました。あくまで全体のバランスの中で考えるべきですが、リア三角だけに注目すれば、素人でもはっきり違いが分かります。
厚く強い材質を使えば力をダイレクトに伝えられることが出来る強いフレームになりますが、それなりのペダリングスキルとパワーが必要になります。逆だと乗り心地はよいがどうかすると力が逃げる感じがする。
形状も関係して、楕円が標準でこれを菱形につぶしたり、四角くしたりすると強くなる。
チェンステイが標準楕円、シートステイがやや薄、というのは初心者にはちょうど良い選択だと思います。
ところでエアロ形状ですが、30km/h程度でしか走れない初心者に空力的なメリットはありません。ただし、フォークとシートステイに同じ形状のパイプを使うと、お洒落、になるのは間違いありませんね。
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by nambei | 2013-08-21 10:00 | オーダーフレーム