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黒ベイ試乗記


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NAMBEI 3台目のピストラーダをオーダーされた名古屋のNさんから、これまで同様、試乗記が届きました。
毎回のことですが、Nさんのインプレッションはパイプの特徴を良くつかんでいらっしゃると感じます。一般的なサイクリストなら、ほぼ同じ印象を持つのではないかと思います。





これまで初乗り直後に、試乗記を書いてきました。でも、今回はエンジン(1953年製=編注:心臓、というか体力ですね)が余りに情けない状況で、初乗り直後の『黒ベイ』の印象は、「善悪定かならず」とか、「良くも悪くもない」とか、「どうも捉えどころがない」というものでした。しかし、少し乗り込むと『黒ベイ』の印象が変わってきました。「乗り手の技量、あるいは体調で自転車の印象は変わる」ということは判っていたつもりですが、これほどとは思いませんでした。そのことを予めお断りしておきます。
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デュラエースのハブ、ニジー・カウンタックのリム、ビットリアコルサSC、空気圧は8気圧にセット。
非常に『スムーズな乗り味』が印象的です。「路面からの微振動を自転車が吸収して、乗り手に伝えない」と言った方が、具体的な表現かもしれません。このスムースさのおかげで、「どこまでも走っていけそう」だし、「いつまでも走っていたい」。『脚が売切れる』とよく言いますが、「この路面からの微振動も関係しているのではないか」と、思ってしまいました。

変な表現ですが、自転車に『フトコロの深さ』を感じます。この『フトコロの深さ』が、当初の「善悪定かならず」とか、「良くも悪くもない」とか、「どうも捉えどころがない」と印象になったのだと思います。
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登りでは赤ベイに比べればやや後ろに引きずられるような感じはありますが、実際のスピードが遅い訳ではありません。

下りは、カッコウ優先でつけたローヤルグランコンペのブレーキが、「効きは悪い」は、「引きは重い」は、「盛大に悲鳴を上げてくれる」はで、カンパのついている『赤ベイ』に比べれば、ゆっくりしか下りるられません。僕のような者にとって、ブレーキ性能が速く走れるかどうかのリミッティング・ファクターになるようです。

「いたずらに自己主張しない素直さ」や、「手放しでも真っ直ぐ走る精度の高さ」、「ラグワークの美しさ」などなどは、ナンベイさんの自転車に共通する美点ですが、もちろん『黒ベイ』もその美点は引きついでいます。「床の間自転車にしても良いかな」と思ってオーダーしたのですが、「そりゃ勿体ない。やっぱり乗ってなんぼ」と思っています。
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最後になりますが、当方の都合で、途中でパーツ構成を変えたり、パイプそのものについても、薙野さんはじめ南米商会の皆さまにはいろいろご迷惑をかけました。この場を借りてお詫び申し上げます。
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by nambei | 2015-06-14 10:00 | オーダーフレーム