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カンパ ダイレクトマウントブレーキ




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私、薙野が使うデローサSK用に注文していたカンパニョロのダイレクトマウントブレーキが入荷しました。






ダイレクトマウントはフレームに空けられた二か所の穴に専用の受け軸(ピボット)を固定して、そこに本体を取り付ます。
ダイレクトマウントブレーキ自体の基本的な構造は9000系デュラエース以降発売されたアルテグラや105と同じで、ベースに取り付けられた二か所のピボットを介してキャリパーが動きます。

キャリパーの構造は違いますが、カンパのブレーキが出て来る以前によく使われていたマファックに代表されるセンタープルブレーキがベースに取り付けられた二本のピボットを介してキャリパーを動かしていたのと同じですね。
その後、センタープルブレーキはカンティブレーキと同じように、ピボットをフロントフォークとフレームに直付けするタイプも出てきました。スチールオーダーフレームの世界では未だに根強いファンがいる、センタープル直付けというタイプです。
この工作をすることによりベースを廃すことができるので軽量化になった訳です。
このブレーキ形式は後にマウンテンバイクのUブレーキとして採用されていました。

9000系デュラの発表前から、TTバイクではチェンスティ下部にブレーキ本体を直付けするタイプが出てきていましたので、トレックとシマノが共同開発したダイレクトマウントブレーキは、むしろ、ダイレクマウントブレーキの開発が先で、この構造でノーマルブレーキにも対応するようにベースを付けたのでしょう。
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何れにしてもフレームとフロントフォークに取り付けられた二か所のピボットを介してキャリパーが動くと言う事には変わりがありません。
この時問題になるのが、同じキャリパーを使用しても、フレーム/フォークのピボット取り付け箇所の剛性によってブレーキ性能が変わってくると言う事です。
これは、カンティやVブレーキも同じです。
そこでUブレーキやカンティ時代のマウンテンバイクには左右のピボットを繋いで剛性を高めるスタビライザーなるものが登場しました。

今回カンパのダイレクトマウントブレーキを手にした時、昨年ゴルナゴV1-Rを組んだ時のコルナゴ純正や、アルテグラを組んだ時とは違う何かを感じ、よく見てみると、カンパにはピボットの付いたベースが残ったままです。
更によく見るとそのベースは凹状になっており軽量化が施されています。
つまり、カンパはベースを残す事で、スタビライザーの役目を与え、フレーム/フォークの剛性によってブレーキの効きやタッチのフィーリングが変わらないようにしているのです。
う~ん、流石カンパ。
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と、いう訳で多くのカンパファンが待ち望んだ真打登場となった訳ですが、先に納車したSKにはブレーキの入荷が間に合わず、デローサ純正のブレーキを付けられているGさんは、組み付け中のカンパのダイレクトマウントブレーキに熱い眼差しを送って、「イイなイイな」と連呼されていました。
Gさん、お金貯めて早くブレーキ替えてね❤

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by nambei | 2016-04-29 10:00 | パーツ・用品