NAMBEIフルオーダーの例・42
2016年 10月 07日
新車を誂えるにあたって、最新のカーボンフレームかオーダーフレームかずいぶんと悩まれたようですが、スチール系フレームのスマートさに軍配が上がったようです。
パイプは「カイセイ019」。クロームモリブデン鋼で競輪フレームにも広く使われている標準的な製品です。凝った工作はしていませんが、後ブレーキワイヤはアウターケーブルの下回しです。
お洒落にファストライドを楽しめるように、パーツ構成も凝っています。手組みのホイールに25Cのやや太めのタイヤの組み合わせは優しい乗り心地と下りの安心感をもたらせてくれると思います。ペダルには普通の靴で乗れるよう、フラットペダルにトウストラップの組み合わせ。ちょっと変わった形のペダルですが、半世紀近く前にあったフランス・レオター(LYOTARD)の「プラットホーム」というペダルを模した国産品です。変速、ブレーキ等はシマノ105(11速)ですが、クランクはスギノの高級品を使っています。これらのおかげで、なかなかクラシカルな雰囲気ですが、オーナーはこれでヒルクライム大会に初出場、立派なタイムで完走されています。
シートチューブ長(560mm)。
by nambei
| 2016-10-07 10:00
| オーダーフレーム