メインテナンス講習会:ポジション点検会
2017年 01月 26日
レディスMさんからはチェン掃除の仕方を、とのリクエストがありました。購入後一度も洗浄していないらしく、まずチェンを外しての大掃除。KMC製のチェンでコネクトピンを抜かずに外せる「ミッシングリンク」付きでしたからここを外して、ブレーキクリーナーでつけ置き洗いします。ついでにスプロケットやプーリーも洗い、ピカピカになったところで組み立て直して注油。
車輪の脱着、スプロケット外しなどを自分でやってみると自転車の仕組みがよく分かりますし、不具合を見つけることにもつながり、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。
Mさん、工具の基本的な使い方を教わり、分解組み立てに挑戦。ピカピカになった愛車を元通りにした後には、注油のコツや普段の手入れについてアドバイスを受けていました。
ポジション合わせを行ったのは、50代の2人。Yさんはペダルを換えたことに伴う見直し。Hさんは、朝練での違和感解消とのこと。
ペダル交換に伴ってクリートも換わりますから、ポジションも微妙に変わります。まずクリートの位置を決め、サドルの前後や高さ、ハンドルまでの距離や高さを詰めていきます。
Hさんは、最近、ハンドルが近くて高い気がするとのこと。半年前と比べて体幹がしっかりしてきたのでしょう。ご自身が感じたとおり、ハンドルまでが寸詰まりになっていました。ハンドルを低くしてステムを長いものに換えることで、余裕のあるポジションにできました。
2人とも最近メキメキと力を付けてきています。ポジションを見直したことで、さらに楽に早く乗れるようになると思います。
悪天候でエンジョイサイクリングができない場合は、今後も同様の講習会を開きます。整備を自分でやってみたい方は遠慮無く参加して下さい。
by nambei
| 2017-01-26 10:00
| イベント