輪行講習会:装備編
2017年 02月 23日
その中で、お尋ねのあったことについて南米朝練世話役のKさんにお伺いしました。
Kさんは1970年代初めの学生時代から輪行をしていらっしゃるベテランです。
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荷物の収納
輪行すると、袋や手回り品(別項で紹介します)を収納するため、何らかのバッグ類が必要になります。
上の写真のようにサドル後に輪行袋、ダブルボトルにはボトルとスペアタイヤや工具入れが付きますから、手回り品を持って行くためにはリュックを背負うかフロントバッグが必要です。
リュックだと長時間乗るのは背中がキツイ、特に夏は暑くて非常に不快です。フロントバッグだと体への負担が小さいです。
ロードバイクにも使える、ハンドルに固定具を取り付けるタイプのものがリクセン&カウルやオーストリッチなどから出ています。ただ、フロント回りが重たくなると操縦性が変わりますので、荷物は必要最小限にしましょう。
ロードバイク用のビンディングペダルはお勧めしません。クリート付のシューズでは歩きにくいだけでなく、転んで怪我したり、自転車を破損したりする恐れがあります。クリートが欠けたら乗ることもできなくなります。
歩き用の軽いシューズを持って行くという人もいますが、組み立て分解の際にビンディングシューズを置き忘れて……という実話もあります。シューズ分荷物が増えるし。
MTB用のSPDペダルがお勧めです。通勤用によく見かけるペダル枠の広いものではなく、踏面が小さい競技用のもの(シマノPD-M520、540等)が輪行袋に入れた時、邪魔になりません。
SPD以外に、簡単に着脱できるクイル型ペダルがあります。輪行袋に収める時に、ワンタッチで外せるので邪魔にならずに便利です。これなら普通のシューズが使えます。もちろん、外して置き忘れたらダメですが。
by nambei
| 2017-02-23 10:00
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