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糸の切れた凧ツアー:平戸口編・1


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連休が取れない、家族サービスもしなくてはならない社会人のためのワンデー・ロングサイクリング「糸の切れた凧ツアー」。5月14日、福岡から西へ走りました。
日の短い冬の間はお休み、3月と4月は100km半ばのサイクリングで足慣らし(この人たちはこの程度をロングライドとは言わない)して、今回から本格的に再開です。
レポートは南米朝練参加早々からロングライダーズの仲間入りしたY永さんです。




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今回は、200km走った翌朝も筋肉の張りもなく通常通りクロスバイクにまたがり通勤する、変な体になりつつあるY永がレポートを担当します。
 5月の第2日曜日、恒例(高齢?)のロングライドツアー。晴天に恵まれ早朝6時に南米前に集まったのは、アビ兄ィ、Boseさん、momonさん、つじモ~さん、T橋さん、Y永の6名と見送り兼ブログ写真撮影の誤字さんです。ここで誤字さんの「レポートお願いね」の声に、すかさずBoseさんが「Y永さんレポートね~」えっ!僕ですか?
もちろん断れるはずもなく笑顔でOK。しかし心境は晴天の空に一瞬にしてうす雲が…。まあ一番の新米だし、レポートも含めて楽しみましょう。
今回のツアープロフィールは福岡市~長崎県平戸市を平坦な道で往復する「ビギナー向け200kmコース」だそうですが、騙されてはいけません。南米朝練には「ゆっくり走ろう」という悪魔のささやきに騙された人が山ほどいます(編注:走り出す前は、本当にそう思っていたと、皆さんがおっしゃいますな)。案の定、平戸口までの途中休憩は50km過ぎのコンビニ1箇所のみ。坂は少ないと言いつつ、後半は100m程度のアップダウンの繰り返し。そもそもビギナーが200km走りますか? まあロングライドビギナーだと分かっていて参加しているんですが。
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さて、いよいよmomonさんに引かれて国道202号線バイパスを一路西へ。
西九州道高架下は走りやすいのですが早朝なので、車も結構スピードを出しています。車に気を使いながら走り出すのですがすぐに信号停止。走っては停止の繰り返しで結構足にきます。前原付近まではこんな調子で唐津街道へ入って先頭はアビ兄ィに交代、30km/hオーバーで順調に唐津を目指します。
ところが後続との距離が離れていきます。ペースダウンして吸収しても又離れます。後ろからは鼻水をすする音や咳が。信号待ちで確認するとmomonさん、なんと週始めから風邪をひいて薬を飲んでいたとの事で、病み上がりでの参加だったのです。ここから珍しいmomonさんの「ツキイチ」の始まりです(笑)。
唐津市内を避けるため浜玉を左折して鏡山入り口で唐津バイパスを横切ります。そこからは完全平地の田園コース、時折松浦川を眺めながら快走します。途中レポーター魂に火が付き、皆の走っている姿を写そうと猛ダッシュをかけ引き離したところでスマホを構えましたが、あっという間に追いつかれシャッターが間に合いません。止まっていると30km/hって速いですね。その後追いつくのもひと苦労しました(汗)。北波多で再び国道202号線に合流して唯一の休憩地点の南波多のファミマへ到着です。ここまで57km、2時間ちょうどです。
ゆるいアゲインストの中、まずまずのペース。補給食を頬張りながら「あとはこれの繰り返し」という声が何処からか聞こえますが、そんな単純なものではない事を理解しつつ平戸口を目指します。
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当然、伊万里市内を抜けていくのだと思っていたのですが、ここも市内を避けて南波多から右折します。小さな峠の連続ですが、さわやかな新緑と田植えが終わったばかりの水面を吹き渡る風を受けて白い伊万里湾大橋をわたります。ここからは松浦鉄道の単線レールの軌道と平行して国道204号線を平戸口まで走ります。1両編成の列車と並走したかったのですが、望みかなわず、1度も車両を見ることはありませんでした。松浦市内を通過して右手に巨大な松浦発電所が現れると、もうひと息です。順調に先頭交代を繰り返して、なんと午前10時40分には平戸口の赤い橋、平戸大橋が目に入りました。

by nambei | 2017-05-21 10:00 | That's cycling!!

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by nambei
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