2017英彦山ヒルクライム大会参戦
2017年 10月 12日
世話役を引き受けて下さったツジモーさんのレポートです。(写真は応援団の名人2さん)
今回は長年連れ添ったアンカーRS8に(おきて破りの?)カンパコーラス11sを組み込んでの参加です。大会まで1か月と迫った時期でのパーツ変更で多少の不安はありますが、まあ、何とかなるでしょう(^^)
南米出発組は、車2台に分乗して早朝南米商会を出発。到着した午前8時ごろにはもう、会場は様々なチームジャージの選手で賑わってます。
バイクを組み立ててふと辺りを見回すと、ローター台でウォーミングアップ中の選手もチラホラ。なかには3本ローラーを上手に乗りこなす中学生(小学生?)も見かけます。「さすが、レースに賭ける意気込みが違うなぁ...」と思わず感心。
今回の招待選手は、ご存じ南米商会nagi社長(元競輪プロ、元全日本スプリントチャンピオン)とブリヂストンアンカー所属の一丸尚伍選手です。スタート地点脇の添田小グラウンドへ集合。年齢ごとのクラスに整列した後、順次スタート地点へ移動します。自分が属するCクラス(40代)は最もエントリーが多く2グループに分かれての出走です。周りの選手は皆速そうに見え思わず気後れしてしまいます。
最初の関門の戸切峠へ突入。事前に試走したおかげもあって坂を軽快に駆け上がれます。「調子いいねぇ。こりゃタイム更新いけるか?」心も軽くなってきます。頂上を超え中盤に備えて足を止めて下っていたところ、ガンガン踏み込んで下っていく選手の多いこと。(げげっ、やっぱ踏まなきゃダメか...?)これ以上遅れないように前を走る選手に食らいついて行く。
平坦地を抜け軽い上りに差し掛かった8km地点、キンモクセイの甘い香りが漂ってきます。「おっ、花の香りを感じる余裕があるじゃん。やっぱりタイム更新間違いなし!」と、ほくそ笑んだその瞬間、なんと、Dクラス(50代)の選手にあっさり抜かれてしまいました(T_T)
その後は次々に現れる登りにじわじわと脚力を奪われ、ついに、10km地点で朝練メンバーの山岳大魔王氏、12km地点で同じくメンバーのへらぞー氏に抜かれます。ここまで来ると太ももはパンパン、吹き出す汗もだいぶヤバい感じになってきてます。
最後の急坂、ヘロヘロ状態で必死に歯を食いしばってもがいていると、朝練メンバーカメラマンの名人2氏が視界に入る。ニヤリ顔でカメラを構え、言った言葉が「顔を上げろー!」(編注:名人2氏、あるレースの激坂でこれをやられて以来、根に持っているんです)。
「くそー、上がるわけないだろ!!」と心の中で叫びつつも、何とかカメラ目線。パシャリとナイスショット、ありがとうございました(^^)v
しかし、その後もゴールにはなかなかたどり着かず、心が折れては持ち直しを繰り返してようやくゴール!ひざはガクガク、心臓はバクバク、達成感なんて感じる余裕は全くなしってのが率直な感想です。
とりあえずメンバーと合流し、全員無事ゴールの記念撮影、今回は自走で応援に駆け付けて来られたアビさん・boseさんと一緒に出走者・サポート隊全員で納まりました。
イシヤマさんは、4か月ほどから朝練に参加されていますが成長著しく昨年より5分短縮と立派な成績。
自分は予定通りのタイム更新!!(といっても、1分ですが...)パーツ交換の効果と信じたいところですが気温が上がらなかったことが大きな要因でしょう。目標タイムには少し及びませんでしたが、来年のお楽しみに取っておきます。
夕方から南米商会近くで朝練メンバーが経営する「にじいろ食堂」で反省会。いつものオッサンの大宴会かと思いきや、何と!機材選定やレーステクニック、トレーニング方法などマジメな話がてんこ盛り。爆笑の中にも反省や来年の抱負を語る皆さんの笑顔が印象的でした。
出走者の皆様お疲れさまでした。サポート隊の皆様、遠路はるばる自走で駆け付けていただいたアビさん・boseさん、応援ありがとうございました。
大会運営の皆様のご尽力、添田町の皆様のご協力により楽しく走ることができました。
また来年もお世話になります(^^)
by nambei
| 2017-10-12 10:00
| イベント