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2017英彦山ヒルクライム大会参戦

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英彦山サイクルタイムトライアルが9月24日、福岡県添田町で開催されました。今年で27回目となる九州の秋の定番自転車イベントには九州一円からたくさんの坂好きサイクリストが集まり、添田小学校前から鷹巣山登山口近くのゴールまで約15kmのコースを元気に駆け上がりました。南米朝練からも8人が参加、事故なく完走しています。
世話役を引き受けて下さったツジモーさんのレポートです。(写真は応援団の名人2さん)




今回は長年連れ添ったアンカーRS8に(おきて破りの?)カンパコーラス11sを組み込んでの参加です。大会まで1か月と迫った時期でのパーツ変更で多少の不安はありますが、まあ、何とかなるでしょう(^^)
南米出発組は、車2台に分乗して早朝南米商会を出発。到着した午前8時ごろにはもう、会場は様々なチームジャージの選手で賑わってます。
バイクを組み立ててふと辺りを見回すと、ローター台でウォーミングアップ中の選手もチラホラ。なかには3本ローラーを上手に乗りこなす中学生(小学生?)も見かけます。「さすが、レースに賭ける意気込みが違うなぁ...」と思わず感心。
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ちなみに南米朝練からの参加は、長老竹藪センセ御年70歳を筆頭に、nagi師匠、第1回大会以来無欠席の山岳大魔王、自走で初参加のロングライダーズ・へらぞーさん、同じく初参加の高校生Y君に登りは嫌いだけど…のイシヤマさんに二代目山岳大魔王襲名間近の坂バ○・Zソバさんそれに私。

今回の招待選手は、ご存じ南米商会nagi社長(元競輪プロ、元全日本スプリントチャンピオン)とブリヂストンアンカー所属の一丸尚伍選手です。スタート地点脇の添田小グラウンドへ集合。年齢ごとのクラスに整列した後、順次スタート地点へ移動します。自分が属するCクラス(40代)は最もエントリーが多く2グループに分かれての出走です。周りの選手は皆速そうに見え思わず気後れしてしまいます。
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9月後半とはいえまだまだ残暑厳しい時期ですが、この日は午前中曇り空のため気温もさほど上がらず、レースコンディションとしては申し分ない状況です。招待選手を先頭にAクラスから次々に出走、沿道の声援がやる気を大いに盛り上げます。サイコンをセットして、いざスタート!普段のサイコンは速度表示にしていますが、今回は距離表示。ヘタレ野郎の自分にとっては速度なんてどうでもよく、残りの距離を確認しながら心が折れないようひたすら耐えてゴールを目指すことにします(^^;)
最初の関門の戸切峠へ突入。事前に試走したおかげもあって坂を軽快に駆け上がれます。「調子いいねぇ。こりゃタイム更新いけるか?」心も軽くなってきます。頂上を超え中盤に備えて足を止めて下っていたところ、ガンガン踏み込んで下っていく選手の多いこと。(げげっ、やっぱ踏まなきゃダメか...?)これ以上遅れないように前を走る選手に食らいついて行く。

平坦地を抜け軽い上りに差し掛かった8km地点、キンモクセイの甘い香りが漂ってきます。「おっ、花の香りを感じる余裕があるじゃん。やっぱりタイム更新間違いなし!」と、ほくそ笑んだその瞬間、なんと、Dクラス(50代)の選手にあっさり抜かれてしまいました(T_T)
その後は次々に現れる登りにじわじわと脚力を奪われ、ついに、10km地点で朝練メンバーの山岳大魔王氏、12km地点で同じくメンバーのへらぞー氏に抜かれます。ここまで来ると太ももはパンパン、吹き出す汗もだいぶヤバい感じになってきてます。
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ラスト3kmからはきつい急坂が続きます。路面にはチョークでぎっしりと書かれた応援メッセージに励まされながら登りますが、とにかく、まあ、ゴールの遠いこと。ペダルを踏んでも踏んでも全然進んだ気がしない、たどり着かない。けど、ギャラリーは徐々に増えているので、やっぱりゴールに近づいているのかな?
最後の急坂、ヘロヘロ状態で必死に歯を食いしばってもがいていると、朝練メンバーカメラマンの名人2氏が視界に入る。ニヤリ顔でカメラを構え、言った言葉が「顔を上げろー!」(編注:名人2氏、あるレースの激坂でこれをやられて以来、根に持っているんです)。
「くそー、上がるわけないだろ!!」と心の中で叫びつつも、何とかカメラ目線。パシャリとナイスショット、ありがとうございました(^^)v
しかし、その後もゴールにはなかなかたどり着かず、心が折れては持ち直しを繰り返してようやくゴール!ひざはガクガク、心臓はバクバク、達成感なんて感じる余裕は全くなしってのが率直な感想です。

とりあえずメンバーと合流し、全員無事ゴールの記念撮影、今回は自走で応援に駆け付けて来られたアビさん・boseさんと一緒に出走者・サポート隊全員で納まりました。
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昼食・閉会式に続いて表彰式。期待の名馬、zソバ君、山岳大魔王の悲願の入賞なるか、とても楽しみです。今回は暑くなかったことが好影響であったか、各クラスどれもハイレベルな争いで順位とタイムが読み上げられるたびに驚きの歓声が挙がってました。(ジュニア部門1位は43分台、シニア部門1位は45分台、驚きのタイムです。)zソバ君、山岳大魔王はあと一歩というところで入賞を逃しましたが、それでも立派な成績です。その他にも飛び賞、ひとこと賞、ハイエイジ賞(なんと75歳)などがあり、山岳大魔王は最多出場賞(もう、完全な指定席)でお米20kgをゲット!竹藪先生の最多出場賞狙いは、山岳大魔王がエントリーした時点でアッサリ阻止されてしまいました。それと、密かに狙ったハイエイジ賞にもなかなか手が届かず、竹藪先生のヒルクライム参戦はこれからも続きます(よね?)。
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へらぞーさんはロングライドで鍛えた健脚で余裕の50分切り、Y君はイベント自体が初参加(初イベントでヒルクライムとは大した度胸です)にもかかわらず堂々50分切り。「まだ行けます」とか。
イシヤマさんは、4か月ほどから朝練に参加されていますが成長著しく昨年より5分短縮と立派な成績。
自分は予定通りのタイム更新!!(といっても、1分ですが...)パーツ交換の効果と信じたいところですが気温が上がらなかったことが大きな要因でしょう。目標タイムには少し及びませんでしたが、来年のお楽しみに取っておきます。

夕方から南米商会近くで朝練メンバーが経営する「にじいろ食堂」で反省会。いつものオッサンの大宴会かと思いきや、何と!機材選定やレーステクニック、トレーニング方法などマジメな話がてんこ盛り。爆笑の中にも反省や来年の抱負を語る皆さんの笑顔が印象的でした。
出走者の皆様お疲れさまでした。サポート隊の皆様、遠路はるばる自走で駆け付けていただいたアビさん・boseさん、応援ありがとうございました。
大会運営の皆様のご尽力、添田町の皆様のご協力により楽しく走ることができました。
また来年もお世話になります(^^)
by nambei | 2017-10-12 10:00 | イベント

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