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ヨネックス カーボネクス

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私共、南米商会はプロショップとして謳っている立場上、時折メーカー(代理店)から試乗車をお借りして試乗会を行っています。
試乗会までには至らなくともメーカーからの試乗車が店にあったりすることは、ままあります。そういう試乗車の中でちょっと気になっていたのがヨネックスのカーボネクス。




今やカーボンフレームの大部分の製品は台湾・中国で製作されているのに対し、カーボネクスは、あくまでもMad℮ in japan を貫いているフレームであることは、数か月前のサイスポでも紹介されています。
カーボネクスは以前うちにも試乗車がきていましたが、漕ぎ出した瞬間の軽い乗り味と加速感はこれまで試乗してきた他ブランドとは明らかに違う印象がありました。
何がどう違うのか、これを検証するにはとりあえず自分のポジションにしっかり合わせてしばらく乗ってみるしかないので、最近はヨネックスのカーボネクスに乗っています。
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パーツは基本的に2年前にコルナゴV1-Rから昨年のデローサSKで使用していたのを引き続き使用。V1-R、SK共に専用だったシートピラーとダイレクトマウントブレーキはノーマルの物に変更です。
ホイールは貸し出し中だったり補修パーツの入荷が遅れたりで、フロント・マビックR-SYSチューブラ、リヤ・カンパシャマルミッレで試用。今時のバイクにそぐわない形のサドルは、四十数年でしっかり育ちあがったウニカ尻のため、チネリのウニカで仕方なし、といったところ。
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組み上げて、先ず行うのがポジション出し。
漕ぎ出した瞬間にサドル・ハンドルの位置をどうすれば良いかが閃くのは相性のいい証拠。
実際に、V1-R・SKに比べると殆ど悩まなくポジション出しは終了。二日程乗り細かい修正を施し完了しました。

乗り出して感じたのは自分ペダリングができるということ。
V1-RもSKも体重と脚力との相性が良くなかったのか自分のペダリングができないままとの印象でしたので、正直カーボンフレームに期待していなかったのですが、これは予想外でした。
他の人に乗ってもらうと、皆「軽いけどハンガー回りが硬い」と言われます。
軟らかいフレームは踏まないと進みませんが硬いフレームは回さないと脚にきます。
カーボネククスの硬さが自分にとってはそのあたりのバランスが良いのでしょう。
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乗り味は至って軽快。
乗り心地もフロントにR-SYSを使っている割にはベントしているフォークのせいか悪くありません。
常に軽く、必要な時には思い通りに加速してくれる感じで、乗るのが楽しくなります。
もう一つ思ったのは今迄35㎞/時付近から少し重さを感じていたR-SYSのホイールが何も感じないこと。
これは前輪だけしか使用してないためかもしれませんが、重く感じる原因が太いカーボンスポークのせいだと思っていたので、このことは驚きでした。
R-SYSにしろシャマルミッレにしろ前後揃った時、再度インプレッションします。

さて、今回カーボネクスを組み上げて楽しみにしていたのが一昨年から参加して今回三度目の挑戦の英彦山TT。
一昨年はV1-R+R-SYS、昨年は普段使いのNAMBEI。
今年ははっきり言って一番練習できていない状況。
しかし、結果は今回が一番良いタイム。
そりゃあ、三回目ともなれば少しはコースに慣れたこともあるでしょう。
前の二回に比べたら気候が良かったかったこともあるでしょう。
だけど私はマシンの違いと信じたい(笑)
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と、いう訳でカーボネクス、非常に気に入ってます。


by nambei | 2017-10-28 10:00 | 日記

オーダーフレーム「NAMBEI」承ります


by nambei
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