糸の切れた凧ツアー:鹿児島編(CANON BOSE)・上
2017年 10月 22日
レポートは還暦ボーズ氏です。
アビちゃんに相談したのが昨年9月。翌10月に予定していたが雨のため中止。今年3月にも計画したがまたまた雨のため中止。3度目の正直で10月8日(日)に1年越しの計画を達成することができた。
いつもの学校下にアビちゃん、ヘラゾーさん、そして言い出しっぺのぼーズが集合。夜中に走るので、ライトやら反射ベストやらで目一杯自己アピール。スタート前にお約束の集合写真を撮って、いざ!鹿児島へスタート!
「ゆっくり行きましょう」と言ってスタートしたはずのアビちゃん、脚がめちゃ回ってる!「速いよ!」
ヘラゾーさんも、もう何度もロングこなし最近では300やら400kmやらのブルベに参加し余裕で完走しているランドヌール、ぴったりアビちゃんについて行ってる。
春日市を抜けるまでは信号停止で何とか追いつくも、鳥栖-筑紫野道路に入ってますます加速する2人。点滅するテールライトと反射ベストがどんどん遠く小さくなる。「工事用の看板か夜光虫か何かが光っているように見えるなぁ」
ボォーッとそんなことを考えながら遠くの二つの赤い点を追いかける。
このスピードはこれから300km走ろうかというスピードではないよ! お二人さん。
午前3:30頃 約76km地点 熊本県南関町
最初の休憩ポイントに到着。約10分後熊本市内,浜線バイパスのコンビニに向けて再スタート。
玉名市~川内を2人に遅れながらも無事通過
まだまだ辺りは暗いが、車が少しずつ増えてきた。
午前5:00頃 約115km地点 中原町デイリーヤマザキ
この地点で全行程の約1/3、まだまだ先は長い。約25分休憩エネルギー補給して八代に向けてスタート。
朝食&トイレで約55分休憩。何時もは勿論この時間には起きているが、それは夜10時過ぎに寝ての話。もう何十年も徹夜で何かしていたなんてためしがなく、朝飯もハムエッグ定食をご飯お代わりで平らげ眠くならないか不安。
ちょっとイケイケの注文を取りに来たおねいさんが「私もロードに乗るんですよ。たまに旦那とサイクリングに行きます。」と気さくに話しかけてきたので癒されたオジさん三人組でした。
昼飯をとにかく食べたいので、幹線を走り適当な店を探すが見当たらない。地の物を食べたいが、あまり探す時間もなく、人吉駅の側に焼肉のなべしまがあったのでそこに決定。
わざわざ人吉でなべしまに入らんでもいいけどと思いつつも、オープンしたばかりのようで店員さんの応対も良く、サラダバーで焼肉の肉が来る前に腹いっぱいになるくらい野菜やパスタを平らげ、満足したのでした。
エネルギーも十分に補給できたのでこれから残り約100kmをなんとかこなすだけ、となった。コンビニ休憩をしていたら地元のサイクリストがいたので鹿児島までのルートの状況などを確認すると「人吉から鹿児島までは7時間は掛かりますよ」との事。「ええっ?でもあと約100kmだしそんなかからんちゃない?」と楽観しておったのが間違いのもと。それだけかかるというのには、それなりの理由があったのだ!
それは最後の最後に待っていた。
さぁ、これからが山岳コース。でも大変なのは人吉から鹿児島県伊佐市まで、しかも峠を過ぎれば下り基調やね。とたかを括っていた。
by nambei
| 2017-10-22 10:00
| That's cycling!!