ビギナーズ・サイクリングレポート
2013年 10月 23日
2013年10月のビギナーズサイクリングを、10月20日(日)午前8時から開催しました。
いつもの通り、世話役の「南米朝練」Kさんからレポートをいただきましたので紹介します。
*********************************
初参加は30代後半のSさん。これにサイクリング常連になった両Iさん、朝練にも顔を出しているYさんも含め総勢10人にもなりました。
Sさんは自転車通勤を始めて1年、クロスバイクでの参加です。
クロスバイクには、ロードバイクに近いフォルムのものとマウンテンバイクに近いものと大別して2種類あります。Sさんのは後者で、乗車姿勢(上体が立っている)やギアレシオ、タイヤの太さなどが山間部、短時間、低い常用速度用に作られていて、およそ長距離長時間のサイクリング向きではありません。
がSさんは、これで福岡-中津往復(240km)を体験したほか、たびたび100km超のサイクリングをして1年間で5,000km以上走っているといいます。長距離を乗ると腰がゴワゴワに固まってしまうようですが、こんなもの、と思っていたようです。なので、長距離が少しでも楽に走れるポジション出しをすることにしました。
「ゆっくりしか走ったことがない」と、走行前は不安そうだったため、先導のメンバーに25km/h程度で今津運動公園に向かうようお願いして走り始めました。時々30km/h弱にまで速度が上がりますが、問題なく付いてきます。
今津運動公園でポジション合わせ。パーツ交換をせずに現状でできるかぎりの方法で、ハンドル位置を最大限下げて、お尻にばかりかかっていた体重がお尻と腕に少しでも分散するようにしたところ、「すごく楽になりました」と驚いていました。
ここから海沿いの快走路。他のメンバーは慣れているので30km/h超の一定ペースで集団走行。Sさんには重たいギアを踏まず、気持ちよい速度で走ってもらうつもりでした。が、いざ走り出すと、Sさん、足が良く回り、他のメンバーについて行きます。「楽になりました。大丈夫です」と、伊牟田三差路までほとんどを30km/h前後で走り通してしましました。ご本人は認識していなかったでしょうがこの1年間、乗り込むことで基礎体力がしっかりと養われたのです。
南米朝練でも仲間内では「講釈を垂れるヒマがあったらσ(^^;) 乗れ!」と言っているのですが、乗り込むことの大切さを再認識しました。自転車の種類やグレードは関係ありません。
杉能舎からの帰路は、さすがに疲れたようですがそれでも25km/h弱で無事に完走できました。Sさん、ポジションをいじっただけで劇的に乗りやすくなったことが印象深かったようです。
サイクリングがさらに楽しくなると思います。
by nambei
| 2013-10-23 10:00
| イベント