トモさん 海外ブルベ挑戦:アルプスの峠に魅せられて・下

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トモさんのアルプス挑戦、後半です。厳しいコースを体験したトモさんの結論は…。



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オローパ
二つの峠越えで疲労した脚で挑んだのが聖地オローパの登りでした。
オローパと言えば、1999年に故マルコ・パンターニがチェーンを落としながらも49人抜き&ステージ優勝を果たした場所。また2017年のジロデイタリアの14ステージのフィニッシュにも使われた場所ですね。
大聖堂のある山頂に向かって、平均勾配6.2% 最大勾配13%/登坂距離11.8kmの厳しい登りがいつまで続くのか、先が見えないほんとうに苦しんだ坂でした。結局ビエラ着は翌日の02:30でした。あとで知りましたが、登りの難度は1級山岳。コース断面図だけでは難度は分かりません!!(笑)。
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3) スポルマッジョーレ~シランドロ~ステルビオ峠
最終ステージは148km,+3,984m。ここまでたどりつけば完走が見えてきます。結局このステージをいかにいい状態で迎えるかが完走できるかのポイントでした。ただしこの延々と続く急坂を5日間走り続け疲弊した脚で、どのくらいの時間かかるのか?走り出すまで予想できませんでした。
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1500k走って、ステルヴィオ峠のつづら折りの巨大な壁を目の当たりにして心が折れそうになりました。おまけに山頂まであと5kmの地点で、黒い雨雲が周囲の山々から湧き上がり、しばらくして雷鳴とともに雨が降り始めました。あと少しあと少しと自らに言い聞かせながらペダルを踏み続けました。そして7月27日 20時45分、ボロミアをスタートして133時間45分(BRM制限時間:140時間)で山頂フィニッシュになりました。5泊6日の長かったブルベが終わりました。
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フィニッシュでは“Congratulations !!”の握手に迎えられ、ブルベカードにゴールスタンプです。温かくて甘いティーを頂いての峠からの21km、1,500mの下りは湧き上がる喜びと達成感と寒さに全身痺れながらのビクトリーライドでした。これだから海外ブルベは止められません(苦笑)。来年の8月は世界最古の歴史あるPBP(パリ・ブレスト往復1200k)が開催されます。もうちょっとだけ、夢見て走りたいと思っています。
とも

あとがき

アルプス山脈の名だたる峠越えをしてきた訳ですが、けっして恐れるものではないというのが感想です。たしかに一つ一つの山がでかいので、登りの距離は長いですが、グランツールに使われるような峠はしっかり道路も整備されてますし、自動車の幹線道であれば、雪や夜間の凍結なども考えて強い勾配の坂は作られていません。ヘアピンカーブなどは登り切って方向転換すると20mほどゆるく下ってから上りという作りになっていました。この下りを利用してプロ選手達はアタックするのかぁ!! って一人納得しました。むしろ名も知れぬ市街地近くの坂の方が荒れてるし、勾配も強くはるかに手強いことも分かりました。地図に出てない道が要注意ですね。

結論:三瀬、長野をきちんと登ればアルプスは登れます(笑)
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by nambei | 2018-08-15 10:00 | That's cycling!!

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