近年は、MTBやプロロード界に積極的にフレームを供給している。
元々は、ストックをはじめとするスキー用具を手がけていたが、'70年代にモトクロス、'80年代にスポーツバイク用具に進出、'90年代に入ってフレームの販売を始めている。
'89年にグレッグ・レモンがツール・ド・フランスを制した時に使ったエアロバーは有名。
「シンクロス」ブランドでパーツも販売している。
アメリカのロード選手だったトム・リッチーが1970年代初頭にロードフレームの製作を始めたのがスタート。ゲーリー・フィッシャー、ジョー・ブリーザーと知り合い、マウンテンバイクを製作したのが世界的な流行となり、リッチー社を設立した。
MTBだけでなくロードバイクも造り続けており、今では部品等も手がける総合メーカーに発展した。
アメリカ・ハローバイク社が所有するブランド。
1949年にファリエロ・マージがイタリア・ミラノで起こした工房がルーツ。ファリエロは1970年代に工房を息子アルベルトに任せて渡米、製作を開始する。数年後に弟子に暖簾分けして帰国するが、この暖簾分け分が紆余曲折の末、ハローバイク社の手に渡っている。
1964年創業のイタリアの手作り工房。創業者のパオロがシクロクロス選手だったため、シクロクロスバイクを得意としていた時期が長く、今でも質実剛健、頑丈なフレーム作りをしている。